年齢を重ねたアイドル。
こんばんは、あんずです。
今までにブログを読んでいただいた方はご存知のことと思いますが、私は嵐が好きです。若手と呼ばれていた彼らが中堅となり、後輩の数が増えても、昔と変わらず、いや昔よりもっと好きです。これはダントツで、不変です。
ジャニーズの他のグループでよく見るのは、V6と関ジャニ∞です。
つまり私は現在、年齢を重ねたアイドルが好きです。
(嵐が若さピッチピチのときに好きになったから、昔もそうだったかというとなんとも言えない…)
ファンの中には、応援していたグループもしくは個人が年齢を重ねてきたら、もっと若い人を好きになる人もいます。いわゆる”担降り”ってやつです。
それは個人が決めることなので、決していけないことではありませんし(もちろん、誰でも若い人を見たら元気が出ます)、そういう人には二の腕がちぎれるくらい手を振りながら、新しい人のところで幸せになるんだよ〜と思っています。
が、今からが面白いのに、もったいないなぁとも思っています。
そもそもアイドルって、ある程度までいったら卒業、引退、解散していくパターンが多いんですね。48グループやハロプロの方たちなど。
それもそれで一瞬の儚さといいますか、短い間だと分かっているから感じれるものがあって良いと思います。
一方、ジャニーズはアイドルを”続くもの”にしてきたんですよね。
若さだけで売っていける年齢を超えても、ずっと永遠に私達の前にいてくれる、そんな感覚に陥りそうなぐらい”続けて”きたんです。
でもそれって、当たり前のことではなくて、メンバーの努力と意思がないとできないことで。好きだから一緒になった結婚生活だって順風満帆だけではないのだから、きっとどうしようもなく逃げ出したくなるときもあるはずです。
芸能界って非常に生きにくい世界だから。
年齢を重ねただけで、どんな努力をしているかも知らない、ただテレビ見てるだけの一般人から「劣化だ」と言われる世界。(何が劣化だ、熟成に決まってる)
行動の一つ一つを、何も行動していない人から批判される世界。
好きなひとが優位な立場に立ってほしいがために、他の人をさげるという語彙力の低下が著しい人もいる世界。(アンチっていう人ですね)
そんな世界でも枯れるまで、散ってしまうまで、続けようとしてくれている。
…そんなの、最後まで見なきゃもったいないよ!
まさに、「いま居合わせる 君幸せ この歴史を後世に語れるだろ?」な状況なわけです。現在。
最初に私が挙げさせてもらったグループは、相当の覚悟を持って現実見ながらアイドルを続けようとしてくれているんだなという感じが伝わってきます。
(私がこの3グループを見る機会が多いというだけで、他にも良いグループが、もちろんジャニーズ以外にもたくさんあります)
私は主に嵐を見てきたので、嵐について書きますが、
嵐は今の状況にあぐらをかかず、先のことまで考えているんですね。
「Song for you」という11分を超える大曲を、節目となる20周年に出すのではなく、18周年のタイミングで出した理由が「いつ何があるか分からないから」というのも、現実を見てる嵐らしくて好きです。
また、相葉くんがよく言う
「この先、どんな景色も5人で見ていたいって思う。昇りっぱなしじゃないから、人生は。きっとちゃんと降りていくものだと思うから、そういう景色も5人で見ていたい。」
という言葉のように、彼らは未来のことについて話すとき、将来も5人でいることが前提になっているんです。5人でいることを、彼らはさも当然のように思っている。
こんなに地に足つけて5人でアイドル続けようとしてくれてるんだなぁと思うと、この先どんな景色も嵐と一緒に見たい、いや見せてもらいたいなと感じます。
今まで色々と書きましたが、結局伝えたかったのは、
年齢を重ねたアイドルは、
アイドルを続けることへの覚悟、強い意思が伝わってきて最高だよ!
だから最後までファン楽しもうね!
ということです。
大人なアイドルが好きな方も、若いアイドルが好きな方も、今好きな人を最後まで大切にしてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
※追記
V6の三宅くんのソロ曲「”悲しいほどにア・イ・ド・ル”〜ガラスの靴〜」という曲が、まさに悲しいほどアイドルなので、ぜひ聴いてみてください