嵐先生に大きな花束を。前半
こんにちは、あんずです。
世間では色々なことが巻き起こっていますが、相変わらず嵐はかっこいいです。(頭の悪そうな導入)
さて、昨日7月20日は「ともだちの日*1」でしたね!
ということで、今回は先日9年目を迎えたワクワク学校を振り返る(すべてに参加したわけではないので、友人の話や会報と照らし合わせて振り返ります)とともに、ファンに大切なことを教えてくれた嵐への感謝を綴りたいと思います。
※長くなるため、前半後半に分けます。まずは、2011年〜2015年までです。
はじめにーーーーー
ワクワク学校は、2011年の東日本大震災に伴う電力不足の中、コンサートより省電力化を図るため、嵐がそれぞれ先生となり授業を行うチャリティーイベントを開催したことが始まりです。(電源車からの発電で開催)
同年6月から行われていた「ARASHI LIVE TOUR Beautiful World」のうちの東京公演をこのイベントに変更しました。
これにより嵐は2008年から行っていた5大ドームツアーの連続記録を一旦止めることになるのですが、数字よりも大切なことに目を向けている嵐をとても誇りに思ったのを覚えています。(今でも「7年連続10度目の〜」という連続回数と開催回数が違う紹介を聞く度に、正しいことが分かっていた当時の嵐と、何も言い訳にすることなく十分すぎるくらい大きな記録を作っている今の嵐を応援できていることを嬉しく思います。)
「日々是気付」という素敵なテーマで、「ふるさと」を校歌に、小山薫堂さんと共に作り上げたイベントです。
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嵐のワクワク学校2011〜毎日がもっと輝く5つの授業〜
6月24日~26日(東京ドーム5公演)
・「ドキドキ」の授業/二宮先生 テーマ「人体」「生きること」
「毎日7トンの血液達が10万キロを走っている。」
・「ビリビリ」の授業/松本先生 テーマ「電気」
「Happiness=ドライヤー8秒」
・「モグモグ」の授業/相葉先生 テーマ「食」
「ごちそうさま ありがとう」
・「パチパチ」の授業/櫻井先生 テーマ「拍手」
「いつも心にパチパチを」
・「モシモシ」の授業/大野先生 テーマ「言葉にして伝えることの大切さ」
「大切な人にありがとうをたくさん伝えよう」
初開催となったこの年のワクワク学校は、唯一映像化*2されているのでご覧になった方も多いと思います。
嵐らしくワイワイしながら、今あるものが当たり前ではないことや感謝の気持ちの大切さを教える内容のワクワク学校でした。個人的には大野先生の授業の「メンバーからリーダーへありがとう」(DVDに収録された回)が印象に残っています。あったかい時間だったなぁ。。
ちなみに、グッズやチケット等の収益金は東北の被災地に寄付されました。どんな動機であれ嵐ファンが被災地支援に関われるようにしてくれたことも、このイベントの大きな存在理由だったと思います。ありがとう!嵐!
嵐のワクワク学校2012〜毎日がもっと輝く5つの授業〜
6月16日~17日(東京ドーム3公演)
7月14日~16日(京セラドーム大阪4公演)
・「カチカチ」の授業/二宮先生 テーマ「先入観」
「先入観を取り払い 可能性のドアを開けよう」
・「ゴクゴク」の授業/櫻井先生 テーマ「水」
「シャワー1回=13アラシ」
・「パクパク」の授業/相葉先生 テーマ「食」
「ごちそうさま ありがとう」
・「ソモソモ」の授業/松本先生 テーマ「ものごとの由来」
「ソモソモについて考えると すべてが大切に思えてくる」
・「ゲラゲラ」の授業/大野先生 テーマ「笑い」
「笑いとは 人間だけが持つ ステキな才能」
この年は、上記の公演の他に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(6月24日)、福島・あづま総合体育館(7月31日)で、無料招待の「課外授業」が行われました。これぞ嵐だからこそ、ひいては芸能人だからこそできる心の復興支援ですよね。
松本先生の授業では、「ソモソモ」=「命の誕生」ということで、メンバーそれぞれの親に、妊娠中や成長していく中でのエピソードを答えてもらいそれを発表していたのが非常に興味深かったです。(アンケートはほとんどお母様が答えていた中、唯一お父様が答えていた松本家、すごい松本家らしさを感じません?←どういうこと)
6月17日の公演では二宮先生のお母様・和子さんが書かれた手紙も読まれて、普段は見れない家族との関係性も垣間見れる優しい授業でした。
嵐のワクワク学校2013〜毎日がもっと輝く5つの授業〜
6月29日~30日(東京ドーム3公演)
7月13日~14日(京セラドーム3公演)
・「スヤスヤ」の授業/二宮先生 テーマ「睡眠」
「正しい睡眠でいい夢を見れば、人生のうちで27年がハッピー」
・「チャリンチャリン」の授業/櫻井先生 テーマ「お金」
「お金がつなぐ、感謝の連鎖」
・「パクパク」の授業/相葉先生 テーマ「食」
「旬をいただき、季節を感じよう」
・「チクタク」の授業/松本先生 テーマ「時間」
「時間は二度と戻らない、大切な財産」
・「ワイワイ」の授業/大野先生 テーマ「仲間」
「嵐は5つの個性。違いを認め合うことこそが、仲間の印」
松本先生の授業では(なぜか松本先生の授業に言及する率高め)、10年後の自分にビデオレターを残そうという企画でそれぞれがそれぞれらしく思いを語っていましたね。中でも、テレビ誌などに残された櫻井先生の言葉は今読むと深く刺さるものがあります。
↓(抜粋)
「2023年の俺、再びこのような場所に立っていますか?願わくば同じ場所、場所は違えど、5人でこのようなステージに立っていたいなと思うところであります。
私には夢があります。還暦を迎えたときに嵐全員で、赤いスケスケのちゃんちゃんこを着ることです。そこを考えれば、41歳、まだまだスケるわけにはいきません。
どうでしょう、41歳。隣にはこの4人がいるでしょうか?
ステージの上でともに踊り歌えていることを願うばかりです。」
この夢が叶ってほしいと、勝手に私も願っています。(あぁ涙出てきた)
嵐のワクワク学校2014〜友情がもっと深まるドーム合宿〜
6月7日~8日(京セラドーム3公演)
6月28日~29日(東京ドーム3公演)
※この年から「〇〇の授業」のタイトルが無くなる
・キーワードは「羊」/二宮先生
「友達と協力し合えば、その力は何倍にもなり、友達はお互いを成長させるものである」
・「友達の作り方」/櫻井先生
「話しかけない限りつながらない」
・「お弁当の時間」/相葉先生
「お弁当から広がる友達の輪」
・「嵐の友情確認ゲーム」/松本先生
「友だちのことを考え 信じる事が 深い友情の架け橋」
・「嵐の友情について考えてみる」/大野先生
「友だちといる時間を大切に」
この年のテーマはそれまでと異なり「日々是友情」。
上海・浅水湾文化芸術センターとシンガポール・Shaw Theaters Balestierにてパブリックビューイングも行われました。
7月20日の「ともだちの日」に合わせて、オリジナルバス「Friendship号」の走行が始まったのもこの年です。
相葉先生の授業では、観客全員に「お弁当を作ってくること」という宿題が出されていたので、作ってきたお弁当をみんなで一斉に食べるという、何とも平和な時間がありましたね。お弁当のあとはきちんと「お昼寝の時間」もあり、ドームを貸し切って寝るという滅多にできないドームでの過ごし方でした。
嵐のワクワク学校2015〜日本がもっと楽しくなる四季の授業〜
6月6日~7日(京セラドーム3公演)
6月27日~28日(東京ドーム3公演)
・「初夏」/二宮先生
「お米は日本の宝物」
・「真夏」/松本先生
「伝統は世の中を明るくする先祖からのおくりもの」
・「秋」/大野先生
「おもてなしは形より心が大事」
・「冬」/相葉先生
「忘れて許して笑顔が生まれる」
・「新年」/櫻井先生
「一年の計は元日にあり、1月の計は朔にあり、一日の計は鶏鳴にあり。」
テーマは「日本の四季」。この年から後輩グループとともにイベントを行うようになり、1年目はHey!Say!JUMP。
前年と同じく、上海とシンガポールでパブリックビューイングが行われました。
後輩グループもイベントに参加するということで、当初嵐ファンは(というより私は)相当混乱しておりましたが、長い目で見たときに”想いをつないでいく”ためにも”後輩を売り出す”ためにも必要な選択で、早いうちにその選択ができた嵐はやはり凄いなと思いました。(自分たちのことだけを考えるのではなく、いつだって未来を見据える嵐、かっこいいぞ!)
とりあえず、2015年まで振り返ってみました。
皆さんはどの年が印象に残っていますか?
<後半に続く>
嵐のベストアルバムを買わない理由が見つからないから買ってくる。
こんばんは、あんずです。
最近時間が経つのが早すぎて、マジ夏疾風です。(おそらく使用方法を間違えています)
さて、いよいよ嵐の20周年ベストアルバムが発売されますね!
昨年あたりからファンの間で「まだかな…」雰囲気が流れており(絶対出してくれると信じることのできる幸せな環境)、まさに待望のアルバムなわけですが、その膨らみに膨らんだ期待をはるかに超える内容!まだ手に取ったわけではないですが、すでに超えているのでもっと大きく超える内容!
ということで、今回は嵐のベストアルバムをただただプロモーションしたいと思います。(いつも思うのですが、嵐ってアルバムの告知が大々的ではないですよね。階段を降りる音楽番組には出るとはいえ、それ以外はレギュラー番組で軽く触れるか、画面の端に出ているくらいで、アルバムが出ていること自体ご存知ない方もいらっしゃると思います。だったら、ファンが宣伝するしかないじゃないか!と謎の使命感に襲われたので、僭越ながら宣伝させていただきます。しかし、宣伝に本腰を入れず数字に拘ってもいないのにコンスタントに売れ続けている嵐って一体…)←今年は20周年なんで、いつもの8倍くらい音楽番組に出ます!ぜひ見てください!
ご購入の予約をされている方、ご検討中の方、「え?アルバムなんて出るの?」という方、この記事を読んで共に嵐への期待を高めてくださったら幸いです。
まず、「アルバムが予約開始しますよ」という情報の告知がすでに期待を上回っていたんですね。
5月3日の読売新聞の朝刊を開くと、黒いジャケットに身を包んだ5人の姿の下に、
「ALL the BEST! 0626」という文字と謎のQRコード。
そしてそのQRコードを読み取ると、
嵐 BEST ALBUM「5×20 ALL the BEST!! 1999-2019」 2019年6月26日(水)発売決定!!
詳細は、5月8日(水)AM11:00解禁。
…いや、めっちゃかっこよくないですか?何でもデジタル化が進んで、情報の第一報をネット以外のもので知ることなんてほとんど無くなっていたのに、新聞広告で発表って!
しかも優しいのが、情報解禁すなわち予約開始の日時をあらかじめ教えておくことで、みんなが平等に予約に挑めるようにしてくれたという。(仕事や学校などで情報入手が遅れ、オンラインでの予約に乗り遅れることなんてザラにありますもんね‥)
そして予告通り、5月8日に詳細が発表されたわけですが。
改めて見ると、嵐めっちゃシングル出してるやん!
驚異の63曲ですよ、奥さん。
それに嵐20周年アニバーサリーソング「5×20」を加えた、合計64曲が収録されています。
公式が「嵐を、そしてJ-POPを愛する全ての人々に贈る、嵐・永久保存盤のオールタイムベスト。」と謳っているのですが、まさにそのとおりで。
嵐だけを聴いていても、J-POPの辿ってきた道が分かるというか。ひとつの型に拘らず、時代の変化と共に成長・変化しつづけてきたのが嵐の歌だと、個人的には思っています。
キャッチーなアッパーチューンだけで攻めてもある程度は受け入れられますが、それを繰り返すといずれ人は飽きていくわけで。守りに入らなかった者が生き残っていく世界で、20年という月日が流れても嵐の歌が褪せることなく聴かれている理由を、このアルバムを通して感じていただければ。(どういう立ち位置。)
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少し話はそれますが、ファンにとって胸熱ポイントがありまして。
10周年のベストアルバムに収録されていた「5×10」、さらに10年の年月を経て今回収録される「5×20」。その作家陣を見るとどちらも…
作詞:嵐
作曲:youth case
編曲:ha-j
いや、愛のかたまりやん。全く同じ形で想いを届けてくれるという事実だけで、白飯三杯はいけますね。
宣伝に戻ります。←
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収録曲の数だけでなく、特典の内容も豪華なんです。
初回限定盤①には、20周年のアニバーサリーソング「5×20」のビデオ・クリップ+メイキングが。
まさか「5×20」を映像化してくれるとは…。泣いてやろうか。
後に紹介する初回②はもちろんなんですが、私的にはこちらもファンではない方にぜひ見てもらいたくて。
というのも、嵐の裏側って本当に気遣いが溢れていて温かい気持ちになるんです。決してテレビには映らず話題にもならない場面で、当たり前のように相手を一番に考えた言動ができる。周りを蹴落とす生き方しか知らない人たちもいるこの世界で、相手の幸せを純粋に願う5人を見る度、癒やされると共に「羨ましいなぁ」と思うんです。
毎日次から次へと流れてくる心苦しいニュースを見ている何十倍、何百倍も笑顔になり多幸感を味わえることをお約束いたしますので、ぜひご覧になってみてください。
そして、ジャケットですが↓
https://www.j-storm.co.jp/arashi/discography/5x20-best-1999-2019
いや、オシャレが過ぎません?この溢れる高級チョコレート感。
飾ると部屋のグレードがグッと上がりそうですし、ちょっとしたインテリアを探している方、チョコレートがお好きな方にもオススメのアルバムです。(もはや対象が広すぎる宣伝)
でも、そちらにおられる奥さん(はたまた旦那さん)。「とは言ってもお高いんでしょ?」と言っておられますね?
今回、64曲が入りましたCDとスペシャルパッケージ、さらにはここでしか見られないDVDをお付けして、なんと6,600円(税込)!(拍手音)
普通のアルバムよりは少々お高めですが、そこはなんといってもベストアルバムですから。諭吉が描かれた紙を持って音楽ショップに行くと、めちゃめちゃデカイチョコレートと、3,400円がもらえるわけです。実質タダというか、こちらに利益が出ますね。(真顔で申し上げております)
続いて。
初回限定盤②には、各年代ごとの嵐のLIVEツアーを象徴するような、メモリアルな楽曲の数々を抜粋したLIVE映像集「ARASHI LIVE CLIPS」が収録されております。
なんと、2000年開催のファーストコンサートから2017年に行われたアルバムツアーまでのダイジェストがお楽しみいただけるわけです。
常に「最高のものを」とエンターテイメントの第一線を走る嵐ですが、そもそもなぜ第一線を走れているのか、第一線とは何なのか、5人のパフォーマンスがその疑問の答えになると思います。
こちらも全国の皆さん、いや、世界中の皆さんに届いてほしい作品です。
パッケージは、上記のアドレスから飛んでいただいた通り、オシャレ辞書的な。洋書を集めている皆さん、本棚を潤したい皆さんにもオススメのアルバムです。(やはり対象を見失っている宣伝)
そしてお値段、なんと5,200円(税込)!
これはおかしいですよ。一応私もビジネスに従事しておりまして、 日々答えのない正解の売り方を考えたりしているわけですけども、この値段で嵐さんに利益あります?というくらいの値段です。実際に手にとったら発泡スチロールだった、とかでも信じれるくらいの。ぜひ手にとってみてください。
通常盤は、上と同じCDにブックレット2冊がついて4,600円(税込)です。
音楽だけを楽しみたい方、コンパクトさを求めておられる方はぜひ。
(いやしかし、J stormの財務諸表を一回見せてもらいたい…)
初回盤につきましては、予約が準備数をオーバーしたため締め切られていましたが、「希望小売価格より大きく逸脱した価格設定の商品が出回っている状況は本位ではない」という言葉も出ないほどカッコいい理由で増産が決定され、まだ受け付けているところもあると思いますので、ぜひともこの機会により多くの方が嵐の音楽に触れてほしいなぁと、一ファンながら思っています。それだけ胸を張ってオススメできる素敵な5人組ですので。
ということで、どこの馬の骨かも分からないような私の宣伝に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
アルバムを今か今かと待つことができた楽しい日々への感謝と、アルバムを手元に置きながら楽しい日々を送れる未来への期待を込めて。
嵐に鳴り止まないスタンディングオベーションを。
こんばんは、あんずです。
嵐の活動休止発表から3週間が経ちましたね。
何度もここで気持ちを書こうとしましたが、まとまらず…
ですがこのまとまらない気持ちを何かに残しておきたいと思い、書かせていただきます。
(この記事を読もうとしてくださっている嵐ファンの皆様へ
来てくださってありがとうございます。
私がそうであるように、一言では表せない気持ちを皆様がそれぞれお持ちだと思います。きっとどの感情にも間違いはありません。だから、誰にも惑わされることなく、今持っておられる気持ちを大切になさってください。
ここで書くのはあくまで私個人の気持ちですので、「こういう気持ちの人もいるんだなぁ」と軽い気持ちで読んでいただければと思います。
嵐と過ごせる残りの時間すべてが、幸せで満ちていますように。)
ーーーーー
(大前提として、嵐への愛が止まることはないのである。)
1月27日の夕方、何気なく開いたネットから、”嵐”という文字と嵐とはこの先も無関係だと思っていた”活動休止”という文字が飛び込んできた。
慌ててファンクラブ会員サイトでメンバーの言葉を読んだが、まったく内容は入ってこず、頭が真っ白になるとはこういうことか、と他人事のようにぼんやり考えながら涙を流している自分がいた。
同じ嵐ファンや私が嵐を好きだと知っている友人、そして家族など様々な人からの連絡が来たが(多分過去最大のメッセージ数だったと思う)、なんせ実感が湧いていないため返信する気にならず、何の味もしない晩御飯を食べていたら、テレビで会見の様子が流れ始めた。
その会見を見て、あぁこれは私がずっと見てきた嵐のことなんだとようやく気づいた。
それはきっと、会見での彼らがあまりにも”いつもの嵐”だったからだと思う。
5人でいることが好きで、大切で、すべてだと体全体で伝える嵐がそこにいた。
会見の嵐は、とてつもなく強かった。
嬉しいくらい、悲しいくらい、誇らしいくらい、憎いくらい、強かった。
自分の気持ちを綺麗な瞳で迷いなく伝えたリーダー、すべての思いを肯定して嵐に集結させた翔くん、素直な気持ちで前を向いている相葉くん、誰もその大きさを量ることができないほどの愛を隠さないニノ、気持ちに寄り添い未来を見つめた潤くん、全員に共通したのはただ嵐を守りたいことだった。
会見を見終わったあとの私は、驚くほど清々しい気持ちでいた。
それは、嵐が1年半もの時間をかけて話し合い、決めたことだと分かったからだ。
しかも、最初に事務所を通さず、約8ヶ月もの間メンバーだけで話し合っていたとは、道理で信頼と感謝と尊敬が止まらないのである。
そんなこんなで、嵐の決断をようやく理解することができた。
これからの2年近くが楽しみにさえなった。
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これが当日の気持ちです。「なんだ、円満で前向きな休止じゃない」と比較的ポジティブに捉えることができていました。(全然眠れなかったけど…)
しかし、人間の気持ちってのは弱いもので。
翌日から、色んな感情が止まらない止まらない。
なんだ、この寂しさは!なんだ、この嬉しさは!なんだ、この苦しさは!なんだ、この愛しさは!なんだ、この喪失感は!なんだ、この安心感は!
無限に溢れてくる感情。まるで、どんどん自分が量産されていくような。
時間が経てば経つほど、周りが落ち着いていくのを見れば見るほど、取り残されたような気がして。今までの彼らの20年間は夢だったのではないか、むしろそうであれば簡単に醒めれるのに、とさえ思いました。
しかし、20年という年月は、確かにそこにあって。それを無かったことにしないために、永遠に輝かせるために、彼らは時間をかけて嵐を優しくそっと宝箱にしまうのだろう、と感じました。
ある時は。
リーダーが大切なものを手放す決意をしてまで望んだ、「普通の生活」を恨んでしまうこともありました。でもそれは決してリーダーへの恨みではなく。
「普通の生活」に対して、お前は一体何を与えれるのか、そんなに良いものを持っているのか、と。
……あぁ、リーダーはそれを見つけるために「普通の生活」を選んだのか。
ならば。「普通」を知ったリーダーが感じるのは、絶望ではなく希望であってほしい。悲しみではなく歓びであってほしい。
そして、いつの日か、”この世界”がリーダーの目に輝いて映れば。
ある時は。
嵐があくまで”一旦活動休止”という形にした理由を見失って、途方もない寂しさと恐怖を抱くこともありました。
もしかしたら、”解散”という言葉を避けて別れを告げようとしてくれた最後の優しさなのではないか、もう彼らを見ることはできないのかもしれない、と。(そんなことないってあれだけ分かりやすく伝えてくれたのにね!安定の情緒不安定で、嫌になっちゃうよ!)
しかし、5人の言葉を丁寧になぞっていけば、嵐をここで終わらせたいと思っている人なんて一人もいないことが痛いほど伝わってきて。彼らは本気で、いつまでも嵐でいようとしているぞ、とゾクゾクしました。
自分の想いに正直でいることを諦めなかったリーダー、仲間の想いを尊重することを諦めなかった4人、5人でいることを諦めなかった嵐。
…なんだ、素敵じゃないか。怖いものなんて、ない。
ある時は。
5人が、嵐でいる今を心から楽しんでいる姿に、無限の愛しさが湧いてきて。
同時に、個になる2年後を想像して苦しくなってしまって。
嵐がいない世界に気付かないでいるために、2021年からはテレビなどのメディアと距離を置こうと勝手に決意してみたり。でも結局、彼らがポロッとこぼす嵐の欠片を集めては、懐かしく愛しく切なく暖かく感じ、待ち続けるんだろうな、と。
だから、見続けちゃうよ!(なんて浅い決意だったんだ)
ある時は。
5人がファンを一人として置いていかないようにしてくれていることに、感謝と信頼が止まらなくて。
「この4人に出会えたことに本当に感謝している」「5人がそれぞれに嵐を好き」「5人で再開した時」「嵐じゃないと叶えられない夢」「5人で活動できるのはものすごい幸せで喜びのこと」
すべて挙げていたら平成が終わってしまうほど、ファンが安心できるような言葉を心からくれるので、これはもうついていくしかない、いや、同じ夢を見させてもらうしかない、と強く感じました。
数え切れないほどの「ある時は。」を越え、
…え!嵐ファンって、幸せじゃない!これは、応援するしかないじゃない!←今ここ。きっとこれからずっとここ。
まだこの決断を正しいと言えるほど気持ちが安定したわけではありませんが、信頼と実績の嵐なら絶対に「正解」にしてくれると信じています。
現に、間違った決断ではないと思えているので。
仲間を心から愛し、ファンに誠実に向き合い、たくさんの夢を与え、これからも5人で歩もうとしてくれている嵐と、
同じ時代に生き、出会い、応援できていること。
幸せと希望を与えてもらっていること。
そのすべてに感謝し、
嵐が嵐でなくなるそのときまで。
嵐に鳴り止まないスタンディングオベーションを。
(ここまで読んでくださった嵐ファンの皆様へ
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
私は、今回のことに限らず、誰の気持ちも傷つけたくないと思っております。
きっと、誰かのせいにして気持ちのはけ口を作ることは簡単で。だから、一部の人たちは自分の好きな人を守るために、必死に周りを下げるのだと思います。その気持ちもわからないでもない。
でも、お互いを認めて優しさだけで守れる人たちを好きになったから、そうできる強さを持った人たちを見つけてしまったから、誰かのせいにしたり傷つけたりしたいとは思いません。
だからこそ、そういった人たちの言葉は気にせず、「私は今、嵐が好きだ〜!」という気持ちのまま、お互い嵐を応援し続けましょうね!
もし、モヤモヤが止まらなくて、何も知らない周りの言葉に流されそうだと感じておられるのなら、ぜひ私にその思いを吐き出してください。私で良ければ、朝まで付き合います。←笑
皆様に出会えたことに感謝して。)
でも、やっぱり寂しいね!
平成最後の紅白で感じた『音楽の力』
こんばんは、あんずです。
2019年が始まりましたね。
今年も明るく前向きなブログにしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
今年一発目は、
2018年12月31日、平成最後の大晦日に行われた
「第69回NHK紅白歌合戦」
の感想を書かせていただこうと思います。
毎年、紅白前後に様々な批評がつぶやかれますが(放送前に批判する人たちって、未来から来てるんですかね?すごいすごい←)
今回の紅白は、「平成」という時代の象徴として今後も語り継がれるような、集大成のステージだったと感じました。
アーティストの皆さんが、平成という環境の中で作り上げた「音楽」を本当に愛しているんだな、と。
司会も素晴らしかったですね。
広瀬すずちゃんは滑舌がよくて聞きやすいし、内村さんには最初から最後まで楽しませていただいて。
そして櫻井の翔氏。なんだ、あの安定感は!
全体を通して良いサポートをされていましたが、BNK48のセンターの方が緊張して言葉に詰まりながらも日本語でコメントしたとき、母語で声をかけて和ませていたのは特に良かったですね。
私がその方だったら、母親に包まれたと勘違いして号泣していたと思います。←
桑子さんも欠かせない役割でしたね。
司会をするにあたって、努力していない人なんて一人もいないと思うので、すべての方に拍手を!
アーティストの皆さんでまず良いなと思ったのは
Little Glee Monster「世界はあなたに笑いかけている」
10代、20代の活躍が多く見られた平成の象徴といえるような平均年齢約19歳のグループですが、その力は間違いないし、何よりも歌っているときの表情が良いですね。
歌うことが好きなんだなと、なんだか見ているこちらまで嬉しくなります。
リトグリにはこれからもずっと歌を大事にしていってほしいし、日本を明るくするアーティストになってもらいたいと思っています。
世界はあなたたちに笑いかけているよ!(誰目線)
そしてこの方たち
いや、宮本浩次という男は恐ろしいですよね。
計算しつくされた自由といいますか、自分が思うように好きなように歌っているように見せてとんでもない技術を使っていて。
昨年のM−1で審査員が「漫才がうまいと思わせないうまさが大事」と言ってましたけど、それはお笑いにも音楽にもどの分野でも当てはまりますよね。(私はお笑いも相当好きです)
またエレファントカシマシとしてのご出場を楽しみにしています。
ここで少し私の話をさせていただきます。
私の実家は、2018年に自然災害に見舞われた県にあります。
家や近くには被害がありませんでしたが、車を走らせてみるとまだ当時の爪痕が残っていたり。
交通網が一時途切れてスーパーやコンビニに商品が届かなかったので、避難命令が出されていた地域に住む友人に送るための水を求めて町中の自動販売機を回ったりもしました。
テレビで警報・注意報や避難情報、ボランティア情報を伝えるためのL字も当分消えず、気晴らしにとテレビをつけても、どうしてもそちらに目がいってしまう。そんな生活が続きました。
そのときから、より音楽を身近に感じるようになって。
音楽を聞いているときは余計な心配をしなくてすんだし、音楽番組を見ているときはL字の存在なんて気にしなくなっていました。
そんなことを経験した2018年だったからこそ、紅白でのゆずと嵐の歌唱が強く心に残りました。
ゆず 「うたエール」
大晦日当日は家族全員で紅白を見ていたのですが、ゆずの歌唱になって父がポツリ「あぁ、あれは今年だったな。」と。
決して忘れていたわけではないですが、どこか閉まっていた、置き去りにしていた部分があって。
それを曲前の映像や、直筆のあったかい歌詞や、心がこもった歌唱で思い出させていただきました。
途中、マイクを通さずゆずの生声で「惜しみない拍手を 頑張るあなたに」と届けてもらったときには、自然と涙と笑顔がこぼれました。
嵐 「君のうた」「Happiness」
実際に”被災地の住民”になって初めて、以前に被災された方々の気持ちがリアルにわかるようになり、2011年の震災のことについても、もちろんそれより前の災害についてもより深く考えるようになりました。
だからこそ、それを風化させず伝え続けてくれる嵐が嬉しかったし、これが彼らがテレビの力を信じている理由なのかなとも思いました。
普段から嵐の曲に元気をもらっていますが、この紅白で聞いた「君のうた」はまるで初めて聞いた曲のように違って聞こえました。
特に「共に過ごしたこの街の記憶が ずっと輝けるように」は、常に心にとどめておきたい言葉だと思いました。
改めて「音楽の力」を感じることができた大晦日。
素敵な紅白でした。
嵐が輝き続ける理由は、4つの「ない」だった。
こんばんは、あんずです。
先日放送されたMステ、非常に良かったですね。
トップバッターとしてフレッシュな後輩たちと並んで安定感と経験の豊富さを魅せた嵐も、大トリとして一体感を作り上げ、まさに音を楽しんでいた嵐も、どちらも素敵でした。
私は音楽番組がある度に、嵐が優勝だったという記事を出すのですが、そろそろしつこいと思われそうなので、今回は嵐がなぜ長い期間輝いているのか考察したいと思います。
考えてみたところ、嵐が輝き続ける理由は4つの「ない」でした。
(以下、嵐を見続けてきた私の個人的な意見ですので悪しからず。)
・驕らない
嵐って、謙遜と自信のバランスが絶妙だと思うんです。
2008年にオリコン年間シングルチャートで初めて年間首位を獲得したときも「嵐には8位ぐらいがちょうどいいですよね〜」と笑っていたし、「嵐フィーバー」が巻き起こったと色んなところで言われたときにも「周りがおかしいよね〜俺たちは騙されないから!」と流れに任せてあぐらをかくことはなかったし、毎年高い数字と高い支持を受けながらまだ高みを目指していくし…
未だに「本当に俺でいいのかな?」という言葉を漏らすことだってあります。
今年の甲子園のアルプスで一般の観客も含めみんなが「Happiness」を歌ってくれていたという話を聞いたときには、「歌詞カードとか配られてないよね?なんでみんな歌詞知ってるんだろう」と本気で不思議そうにしていたりもしました。(♪走り出せ〜を知らない人に会ったほうが少ないわ!)
こんな風に、嵐は他人からの高評価に非常に慎重かつ謙遜なんですね。
20年やっているなかで、ファンが「嵐売れたな」と思ったタイミングはそれぞれ違うにしろ、どのファンも「国民的」と呼ばれている時間のほうが長いと感じているのに、当の本人たちは「頂上にこれたとも思ったことない」「まだ売れたい」と言うんです。(おう!どんどん上に行け!風なら送っちゃる!←)
その一方で、自分たちが嵐でいることに対しては強い自信を持っていて。
自分が嵐の一員であること、メンバーがあの4人であることは唯一嵐がドヤ顔で胸を張って言うことかな、と思います。
そのバランスがいいおかげで、嵐は驕ることなく輝き続けているのではないかな、と。
・腐らない
もとの言葉は「勝って驕らず、負けて腐らず」なんですが、嵐もといアイドルにとって負けとなる瞬間って何だろう…と考えたときに、それは数字がどうこうという話ではなく、成長するのをやめることだと思うんです。
現状で満足して、変化や上達を選ばなくなったときにアイドルは腐ってしまうような気がします。
嵐が10周年のとき、私は大げさではなく世の中の風向きが変わった気がして、これは凄いことが起きているかもしれないと思いながらも、この風もじきに収まるよねと勝手に思っていました。
言ってみれば、10周年までに嵐が見せてくれていた風景で満足して、もうてっぺんだと感じていたんです。
でも嵐はもっと上を目指していました。
次の年の「僕と君の見ている風景」というコンサートを見たとき、(当時すでにチケットは数年前と比べて遠い場所にあったのでDVDで拝見しました)あぁ、これはまだ始まったばかりだと思ったんです。
それから嵐はコンサートで常に新しいものを、しかも前年より演出も歌も踊りもレベルの高いものを提供し続け、演技においても常に挑戦し爪痕を残し、バラエティにおいても手を抜くことを覚えず、ファンを楽しませてくれているというわけです。
10周年の嵐で「余は満足じゃ」と感じ、一旦燃え尽きるだろうと思っていた自分を、往復ビンタしてからぶん殴ってやりたいです。
・妬まない
嵐はこれが大成功していると思います。
嵐のことを妬む人が少数いることが、その成功の表れかなと。
妬むとは、自分の環境だったり好きな人に幸せにしてもらえず不満を持ち、その気持ちを他者や物に対してぶつけることなんですが、人って自分が妬まれ返されそうな人には妬まないんですよね。
つまり、同じレベルにいる人たちのことは妬まず、自分たちより上にいる、輝いている人たちを妬むんです。
嵐はドーム公演ができるようになるまでどのグループよりも一歩一歩確実に丁寧に歩いていたし、その間色んな人たちの姿が前の方で見えたりもしたけど、誰かを妬むことなく「あはは!俺たちゆっくりだね〜」とどちらかというと自嘲気味に、全力で楽しみながら進んできたように思います。
(当時のシークレットトークなどでは、「来年こそ日本で売れたい!(タイで嵐は凄い人気とジャニーさんに言われたらしい)」と明るくちょっぴり切なく笑い合ってる5人を楽しめます。)
その結果ここまで来ることができて。
嵐は自分たちの進み方を通して「妬み」という感情が必要ないことを理解しているからこそ、今どれだけ妬まれても妬み返さず、むしろ「俺たちが幸せにしてあげようか?」と言わんばかりの大きな愛情で跳ね返すグループになったんだと思います。
まさに「時代に期待せず」進んでいってるなぁ…
・疑わない
メンバーのことを色んな面で疑ってないんですね。
例えば、相葉くんが初めて一人で紅白の司会をして、やり終えた安心で涙を流したのを見た4人が
「乗りきれるから仕事が来ている。できるかどうか分からない人に仕事は来ないことを、俺らは重々理解してるし、あの人はできるから。不安なんてなんにもなかったのに、相葉くん泣くんだもん」と笑っていたり。(私たちが想像する桁違いの信頼でメンバーを包んでいらっしゃる…)
バラエティなどで、メンバーが突っ込んでくれると信じてるからわざとボケたり、フォローしてくれると信じているから嫌われ役になったり。
メンバーが同じだけ嵐のことを好きでいると信じているから、嵐でいることを大事にして。
「走れサトシ」「走れショウ」「走れマサキ」「走れカズナリ」「走れジュン」があったとしたら、セリヌンティウスがどのメンバーでも、自分を身代わりにすると思います。(突然のメロス)
以上の4つの「ない」が、嵐が輝き続けている理由かなと個人的に感じています。
嵐が輝く理由というのはいくらでも思いつくのですが、すべてをお伝えしていると平成が終わってしまうので、このぐらいにしておきたいと思います。
これからも嵐が輝く姿を見れることに期待と感謝を込めて。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ベストアーティストで嵐が優勝していた話。
こんばんは、あんずです。
今週の水曜日は「ベストアーティスト」がありましたね。
毎年の恒例と化しているので、私の中でこの番組は年末到来のお知らせです。
今回の「ベストアーティスト」を見て感じたのは、
…いや、嵐優勝したな。
(今回の記事はも、つま先から髪の毛の先まで嵐を褒めまくりますので悪しからず。「こいつ、楽しそうだな」と思いながら読んでいただきたいです。)
冒頭から櫻井くんの顔の良さと、どの曲もノリノリで聴く可愛さにやられていたわけですけども(櫻井くんが「永久保証の私だから」と歌っているのを見た時は、なんだかいけない気持ちになりました。あそこでカメラを切り替えてくれた方は、至急住所を教えてください。菓子折りを送ります。)
割と早めに来た「2018プレイバックメドレー」(こんな名前だったっけ?)での嵐は、非常に爽やかでフレッシュささえ感じられて、でもそのパフォーマンスや表情からは経験と年月を武器にした貫禄が伝わってきて。
そして、なんと言っても「BRAVE」!!!!!
なんですか、あのかっこよさは。
「BRAVE」見てから、何も手につかなくて気づけば深夜2時になっていたくらいダメージを受けました。
まず初っ端の、大野くん、二宮くん、松本くんの3連で映った戦闘モードの顔を見たとき「ヒェェ」ってなりませんでした?(おそらくなってないです)
「We're gonna rock the world now」からの溢れ出る「グレイテスト・ショーマン」感。
そして櫻井くんの「what I wanna do」が好きです。
Aメロからは、嵐が得意とするユニゾンがほとんどですね。
どの組み合せのユニゾンもきれいという嵐の強みを活かして、「ダイヤル方式」の歌割りになっていたのが非常に良かったです。
ちなみに、「ダイヤル方式*1」というのは歌割りを同じ組み合わせで固定せず、どんどん組み合わせを回していくことです。
今回で言うと、
松本くん相葉くん→相葉くん櫻井くん→櫻井くん大野くん→大野くん二宮くん→二宮くん松本くん(下ハモ)→全員
という1番だけで5組み合わせも楽しめる歌割りになってます。
最後の二宮・松本ペアと全員の部分だけ主旋律とハモリに分かれていますが、それがサビに向けて世界を開いていく感じになっていて好きです。
サビは一気にスコーンと爽やかになって、単なる男臭さではなく「嵐の男臭さ」になっているところが見事。
吹き抜けになっている空から降り注ぐ強く優しい日差しや、選手たちの汗、応援するファンの方たちの熱気が浮かぶようなメロディですね。
そしてラップが毎度のことですが本当に良くて!
「気持ちは前へ進んで行こうぜ」「倒れた俺のことなら越えて行って」「"後ろへ放る 明日へのball"」
などラグビー要素を取り入れつつ韻を踏み、嵐の雰囲気も出し。
「One for all,all for one」を「One for all and all for you」に変えているところも櫻井くんらしくて嵐らしくて。
櫻井くんが紡ぐリリックや言葉が大好きなので、いつか自著が出版されることを楽しみにしています。(関係者の皆様、ご検討ください。)
振りに注目すると、20年目に突入してあれだけ踊る嵐って強くないですか?
しかも絶賛ツアー中、年末年始の特番の収録が毎日立て込んでいる中であれだけ仕上げてくる嵐…強い…
ベストアーティストに出演したジャニーズの中で嵐が一番古株だったらしいのですが(紅白もですって。時代の流れって怖い)、多分どこよりも最高に踊ってました。
特におすすめの振り付けは、
相葉・櫻井ペアの「引き寄せた」で5人が中心に集まって揃ってセンター向くところ(説明が驚くほど下手なので、ぜひ実物でご確認ください)
櫻井・大野ペアが歌う部分の、後ろで踊り続ける年下3人と要所要所踊る年上2人(決めるところしっかり決めれる嵐が良い)
サビ最後の「挑もう」で手を降ろすときの二宮くんの表情(もはや振りじゃない)
ラップの前に嵐得意の縦1列になって踊るところ(嵐は横といい、縦といい、斜めといい1列の使い方が相当お上手)
櫻井くんのラップの後ろでとてつもなくオラオラ踊る4人とその表情、そしてスクラム組むところ(関係各所へ ぜひ定点で見せてください)
などです。書いていて気づきましたが、おすすめのところほとんど全部じゃないか。
今回の衣装は、ラグビー中継のバックで流れていた「BRAVE」を聴いていた限りスポーティーなのかなと思っていましたが、私は甘かったです。
きっちりとお揃いで決めた青色はスクラムを組むときにものすごく映えていたし、胸に差し込んだ赤(ピンク)はラグビー日本代表のユニフォームの桜を表しているのかなと思ったり。
ラグビー日本代表は通称「ブレイブ・ブロッサムズ」と呼ばれているらしく、まさにこのときの嵐はそれを全身で雰囲気で表していたんじゃないか、と…。
決して派手ではない正装で、スポーツマンシップと彼ららしさを融合させながら会場を自分たちの色に染められるのは今の嵐しかいないのではと、私は思いました。
しかも、曲を披露する前、今回も5人でお互いに握手していたなんて…!
嵐は直前の円陣や握手など、5人で一つのものを作り上げることを大事にしているので、これはもう着いていくしかないです。
何年経っても、「まぁ、これくらいでいっか」という雰囲気にせず、毎回最高のものを見せてくれる嵐には感謝しかありません。ね、良いグループでしょ?←
そんなこんなで、嵐が優勝したわけです。(当社調べ)
これからFNS、Mステ、紅白もあるので期待値をぐんぐん上げておきたいと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
*1:BelieveやSakuraなどもそうです
マジでっかい感謝。
どうも、あんずです。
少し忙しくしてて、やっと一息ついたら世界が色々変わっていました。
まずは、櫻井くん紅白司会おめでとう!
「平成最後」という節目の年に櫻井くんが起用されること、今まで積み上げてきたものと努力の大きさを考えると納得しかないし、とても誇りに思います。
第61回〜65回の嵐、第67回の相葉くん、第68回の二宮くん、第69回の櫻井くん…
なんか、私たちはすごいものを見ている気がします。
まさに「いま居合わせる 君幸せ この歴史を後世に語れるだろう?」を体現してらっしゃる…
しかし、名前を聞いて安心しか感じないって凄いですよね。
「成功することが当たり前」だと思われる存在になるってそう簡単じゃないし、そうなったがゆえに大きなプレッシャーがあると思いますが、準備を怠らない櫻井くんのことだから、きっと素敵な平成の締めくくりになる気がしています。
最後の最後まで、櫻井くんや4人が笑顔で過ごしていますように。
ーー少し余談ですが。。
私は、週刊誌やネットニュースたるものに何の信頼も置いてないし、興味のかけらもなく、公式で発表されたもの以外を、こういった不特定多数の人が見れる場で触れることは避けているのですが、
今回の紅白司会者発表にあたっての、それらの情報はさらに信頼を失わせるものでしたね。
司会はとある2人だと報じておきながら、蓋を開けてみれば全く違い、そうかと思えば「急遽司会者変更の訳」みたいな、自分たちの正当性を示す”言い訳記事”を必死に出して。
まぁ、所詮こんなもんですよね。
第三者として冷静に見てると、可哀想なくらい足掻いてて情けないです。
だからこそ、そういうメディアに振り回されずオフィシャルだけを見ていきましょうね!絶対楽しいよ!
そして、嵐 10回目の紅白出場決定おめでとう!
いつからか毎年当たり前のように楽しみにしてしまっているけど、メンバーそれぞれの努力があってこそだと思うので盛大にお祝いしたいです。
今年デビューにして紅白初出場のグループもいると聞いて、嵐の初出場が決まったときのことを思い出しました。
というより、初出場の前年が蘇ってきました。
その1年の活動からして「今年は嵐が紅白に出るだろう」という雰囲気で(少なくとも私の周りは)、でも出場メンバーには名前がなくて。
少し残念だったのと同時に、嵐ってやっぱりゆっくり歩いていくグループだよねと少し笑みがこぼれたりもしました。
だからこそ、まさに10周年のとき、2009年の紅白初出場がすごく嬉しくて。
確かそのとき、歌唱後の短いトークの途中で「嵐、紅白ありがとう!」と客席にいた男性の方が叫ばれて、嵐が嬉しそうに照れくさそうに「ありがとうございます!」と答えた場面があったんです。
その時、文字通り涙が出るくらい嬉しくて「嵐を好きでいて良かったぁ!」と全国に叫びたくなったのを覚えています。
あれから早10年。紅白に出続けてソロで司会って…(泣いてます)
それぞれのグループの歩み方は違うし、どの歩み方に正解もないけど、私は嵐の歩んできた道が大好きです。
さらに、櫻井くん「ベストアーティスト」10年連続総合司会おめでとう!
新しいことを始めるより、同じことをずっと続けていくことのほうが難しい世の中で、キャスターにしろ司会にしろこれだけ長く一つの仕事が続いているって凄いですよね。
それにしても平成最後の紅白の司会、平成最後の特大音楽番組の司会、平成最後の年賀状キャラクター…
新元号は「櫻井」になるんですかね。(イニシャルが昭和とかぶるし、どう考えても違います)
ということで。
今年の年末もあっという間に過ぎそうです。